目次
この記事は、以下の内容についてまとめています。
・Youtube広告収入(Google Adsense)の支払い明細(収入明細)の出力方法
また、この記事は、以下のような方に向けて作っています。
こんにちは。税理士の成澤です。
Youtuberの方が確定申告をする際、売上の記帳をするために、Youtube広告収入のデータを出力する必要があります。ご自身で確定申告をする場合はもちろん、税理士からデータを要求されることもあるでしょう。
その際、「データの出し方がわからない」「出力条件は?」といった相談を受けることが度々あったので、ブログにまとめることにしました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、私は収益化しているYoutubeチャンネルはありませんが、代わりに収益化しているブログがありますので、そちらを例にご説明します。どちらもGoogle Adsenseからの支払であることに変わりはないため、操作方法は同一です。また、パソコン環境を前提としています。
https://www.google.com/adsense/signup?hl=ja
上記リンク、またはGoogle検索などから、
Youtubeアカウントと紐づいているGoogle Adsenseアカウントでログインをしてください。
※真ん中は「収益」としましょう。以下の理由から、「お支払い」は非推奨です。
Google Adsenseの広告収入は、収益発生の翌月に入金があるため、「お支払い」情報を基に、入金のあった日で売上計上をしていくと、本来計上すべき月から1か月後に売上計上されてしまう(いわゆる「月ズレ」)おそれがあり、間違いの元になりやすいからです。
また、収益が発生したものの金額僅少のため振り込みされなかった場合は、「お支払い」で出力するとデータが出力されず、売上の計上漏れとなってしまう可能性があります。
「収益」とすれば、発生した月ベースで出力されるので、安心です。
特に税理士に渡す場合は、「収益」で出力した方が安心です。
あるいは、その隣のダウンロード(矢印)マークからCSVファイルを出力しても良いです。両者の違いは出力形式だけで、出てくるデータは同じです。なお、「無効なトラフィック」は、ブログ主やチャンネル主自らが広告をクリックするなどの手段で発生した広告収入を、無効としてマイナス処理したものです。記帳の際は、売上からマイナスしておきましょう。
以上でYouTube広告収入のデータ出力は完了です。正しい形でデータを出力し、適正な確定申告を実施しましょう。
当事務所では、Youtuber、動画配信者をされる皆様を強く応援しています!
確定申告や消費税にお悩みの際は、お気軽にご相談ください!
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